夕刻、神社で新作神楽の奉奏。
夕刻の筈だったのですが、熊野古道を歩いてくるイコモスの方々を待ち予定がかなりずれて日が沈み、譜面が見えにくいほどの宵闇に。歌の子供達も待ちかねて、寒さしのぎにおしくらまんじゅう状態。宮司さんからいただいたホッカイロがありがたく思えました(翌日の晩まで暖かかったのが不思議)。白衣白袴は寒いのです。
私は今回は箏担当、琴糸は前回の練習時に琴柱(ことじ・琴糸を支えている調弦の為の駒のようなもの)をはずしていたので、糸の緩みがなくとても調子が良い状態でした。待たされはしたけどその間に数度調弦でき琴糸の張りも落ち着いてきて、箏は絶好調の状態に。
演奏も歌も舞もなかなかの出来だったのですが記録がなく残念です。写真とか撮っているヒトがいたらくださいね。
「神と仏が敵対するのではなく、融合し、共存している。異なる宗教が敵対せずに共生している。」
と、み熊野ねっとにてつが書きましたが、紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産に登録された意義・役割はまさにそこにあるのだと思います。
イコモスの方々も当地でその歴史や霊験を肌で感じて帰ってくださったらいいな。
前回の御神楽奉奏の時に同日夜に見た映画「NAKBA」のことも書きましたが、紛争地帯の人々も実現は難しいかもしれませんが、熊野を訪れる機会があったらいいのに・・・と思います。
むささび、カラス、鹿・・・いろいろな動物の鳴き声を境内で聞きながら、篝火でも焚いたら良さそうな、思わぬ夜神楽となりました。
2009年10月23日
秋の古道
*ブログページ右側にTwitterの私のつぶやきが表示されるようになっています。こちらはちょくちょく更新中。表示に不具合がある場合、直リンクはこちら↓
http://twitter.com/somakuma
*熊野古道中辺路ルートを伏拝王子〜本宮大社まで観光社さんのお客様をご案内。アサマリンドウとミヤマママコナの花を眺めながらの古道歩きでした。
祓戸王子を経て本宮大社に着くと、祓戸王子に近い方の鳥居から少し歩いた所の敷地内では檜の皮を剥ぐ作業の真っ最中でした。神職さんにうかがったら、その檜の皮は御本殿の檜皮葺(ひわだぶき)の屋根を葺くのに使われるのだそうです。檜皮採取の現場というものを初めて拝見しましたが、檜の表皮だけを剥がす作業、集中力と技術がいるのでしょうね。この作業がなされているということは、近いうちに屋根葺き替えの予定があるのかもしれませんね。
古道歩きの皆様、お疲れ様でした。残りの旅もどうぞ楽しんで下さいます様に。
帰宅後、歴史好きなお客様方と関所や通行手形についてお話していたことを思い出し、ネットで検索してみました。するとWikiに「芸人や力士などは通行手形の代わりに芸を披露することもあった」と、ありました。おおっ、昔の人はなかなか粋な事をなさったものだ・・・タイムマシンがあったなら、いにしえの関所越えの様子を見てみたいものです。
http://twitter.com/somakuma
*熊野古道中辺路ルートを伏拝王子〜本宮大社まで観光社さんのお客様をご案内。アサマリンドウとミヤマママコナの花を眺めながらの古道歩きでした。
祓戸王子を経て本宮大社に着くと、祓戸王子に近い方の鳥居から少し歩いた所の敷地内では檜の皮を剥ぐ作業の真っ最中でした。神職さんにうかがったら、その檜の皮は御本殿の檜皮葺(ひわだぶき)の屋根を葺くのに使われるのだそうです。檜皮採取の現場というものを初めて拝見しましたが、檜の表皮だけを剥がす作業、集中力と技術がいるのでしょうね。この作業がなされているということは、近いうちに屋根葺き替えの予定があるのかもしれませんね。
古道歩きの皆様、お疲れ様でした。残りの旅もどうぞ楽しんで下さいます様に。
帰宅後、歴史好きなお客様方と関所や通行手形についてお話していたことを思い出し、ネットで検索してみました。するとWikiに「芸人や力士などは通行手形の代わりに芸を披露することもあった」と、ありました。おおっ、昔の人はなかなか粋な事をなさったものだ・・・タイムマシンがあったなら、いにしえの関所越えの様子を見てみたいものです。
タグ:古道
posted by S at 22:34
| 語り部
2009年10月17日
ねぎらわれる
熊野は雨。日中、子供教室の生徒さん達と御神楽の練習。
ICレコーダー持参で子供達に練習の歌を録音して聴かせたり。
また来月に御神楽奉納があるので、正座の練習もかねていました。
祭典の最中って約30分待ちつつ、5分出番。
そしてまた約30分玉串奉納及び祭典終了まで待つ。
というかんじなので子供さん達には座りっぱなしでだいぶ辛抱してもらっていると思います。待っている間に体が固まらない方法はないだろうかと楽器担当の自分の立場からも思います。
終了後、教室に通っているとある姉妹の妹さんに
「うた、ありがとう!」
とにっこり笑顔で言われ、嬉しく思いました。
いえいえ、こちらこそ歌ってくれてありがとうなのよ。
姉妹のお姉ちゃんの方は何も云わずに私の手をぎゅっと握りしめ、無言のまま長ーい握手をしてくれました。
なんだか子供さんたちにねぎらわれた感じでしたが、こんな交流があるといろいろな準備の苦労も吹っ飛びます。
ここ数日、なぜか祝われたりねぎらわれたりすることが多いです。
夜は大社前のカフェのパーティーで今月誕生月の人として祝っていただいたり、帰ったらプレゼントが届いていたり。
みなさんありがとうございます。
おかげさまで11月の祭典奉仕まで頑張れそうです。
ICレコーダー持参で子供達に練習の歌を録音して聴かせたり。
また来月に御神楽奉納があるので、正座の練習もかねていました。
祭典の最中って約30分待ちつつ、5分出番。
そしてまた約30分玉串奉納及び祭典終了まで待つ。
というかんじなので子供さん達には座りっぱなしでだいぶ辛抱してもらっていると思います。待っている間に体が固まらない方法はないだろうかと楽器担当の自分の立場からも思います。
終了後、教室に通っているとある姉妹の妹さんに
「うた、ありがとう!」
とにっこり笑顔で言われ、嬉しく思いました。
いえいえ、こちらこそ歌ってくれてありがとうなのよ。
姉妹のお姉ちゃんの方は何も云わずに私の手をぎゅっと握りしめ、無言のまま長ーい握手をしてくれました。
なんだか子供さんたちにねぎらわれた感じでしたが、こんな交流があるといろいろな準備の苦労も吹っ飛びます。
ここ数日、なぜか祝われたりねぎらわれたりすることが多いです。
夜は大社前のカフェのパーティーで今月誕生月の人として祝っていただいたり、帰ったらプレゼントが届いていたり。
みなさんありがとうございます。
おかげさまで11月の祭典奉仕まで頑張れそうです。
posted by S at 22:42
| 御神楽
2009年10月16日
神馬渡御式・御船祭
昨日は速玉大社例大祭の「神馬渡御式」、本日は「御船祭」を拝見しました。今年の早船競漕の一着は堤防地区の方々だったようです。例大祭終了後の夕刻の町中も、「新宮秋まつり」でにぎわっていました。

今年の嬉しいサプライズ。
御神馬のベッカムくんに付き添っていた方が“さわっていいよ”と手招きして下さって、ベッカムくんに触らせていただけました!かわいいなー、と思って凝視していたから呼んでくれたのかな。御神馬に触れられるとは思っていなかったので、感激でした。
***************************************************************

熊野の祭で胸に残る光景として、度々見受けられる、神事へむかう男性と、その帰りを待つ女性・・・
数年前の御船祭でとある地区の船が帰着して、その帰りを待っていた女の子が涙していた光景を思い出します。女の子は一着になった船の漕ぎ手の人をずっと岸で待っていたようで、その光景は胸に迫り、忘れ難いものとなりました。
うちはどうかというと昔は夫が祭の太鼓担ぎに出ていましたが、今は私が御神楽の祭典奉仕ですから逆に、神事にむかう妻とその帰りを待つ夫。ということになりますね。
そんなわけでここ数年の本宮祭の写真は夫撮影なのです。
今年の嬉しいサプライズ。
御神馬のベッカムくんに付き添っていた方が“さわっていいよ”と手招きして下さって、ベッカムくんに触らせていただけました!かわいいなー、と思って凝視していたから呼んでくれたのかな。御神馬に触れられるとは思っていなかったので、感激でした。
***************************************************************
熊野の祭で胸に残る光景として、度々見受けられる、神事へむかう男性と、その帰りを待つ女性・・・
数年前の御船祭でとある地区の船が帰着して、その帰りを待っていた女の子が涙していた光景を思い出します。女の子は一着になった船の漕ぎ手の人をずっと岸で待っていたようで、その光景は胸に迫り、忘れ難いものとなりました。
うちはどうかというと昔は夫が祭の太鼓担ぎに出ていましたが、今は私が御神楽の祭典奉仕ですから逆に、神事にむかう妻とその帰りを待つ夫。ということになりますね。
そんなわけでここ数年の本宮祭の写真は夫撮影なのです。
タグ:祭
posted by S at 23:25
| 祭
2009年10月13日
始まりの日
今月は自分の誕生月なので、いろいろな方からお祝いの品やお言葉をいただいています。皆様どうもありがとうございます。
今日は実家からハーバーと崎陽軒のシウマイ(シュウマイとは書かない)が届きました。ハマのSOUL FOOD。ありがとう♪
タイトルは、今日Twitterでフォローはじめたあの方の歌の歌詞にちなんでみました。「オーロラ」、先月の里帰りのテーマソングみたいなものだった。
iTunes storeリンク↓
オーロラ/Susumu Hirasawa
***************************************************************
日中は書道教室へ。来月に町内で文化作品展があって、私も葉書大ぐらいの小品を出展予定です。先生に添削していただこうと思った書、
いいじゃないですか、直すとこないですよ。
って言っていただけた。嬉しかった。さて問題は、そのクオリティを保ちながら本番用の紙に書けるのかというところ。またリハの方が良かったってことにならないようにしたいものです。
帰宅後、また篠笛と龍笛を交互に吹いてみたら、だいぶ慣れてきて龍笛の音も取り戻せてきました。とある局面で、言わないと支障をきたすことは我慢しないで言う。ということを自分に許したから、気持ちが楽になって息も強くなったのかもしれないです。
posted by S at 23:49
| 日記
2009年10月10日
「天顕祭」
「読書記録」更新。今回は私の漫画読書記録掲載。
去年読んだ本ですが、白井弓子著「天顕祭」の感想をUP。
http://naginoha.seesaa.net/article/129821182.html
大きな戦争の後、浄化を必要とする世界が舞台である点はナウシカを思い出しますが、“浄化林伐採事業”の労働環境はこのような問題も思い出しました。
力強い絵と独特の世界観で構築された近未来の祭を巡る物語、話が奥深くて何度も読み返しました。下記出版社サイトで第一章が立ち読みできます。
http://www.sanctuarybooks.jp/tenkensai/
余談ですがスサノオノミコトに関連する本、なぜか御縁があります。小さい頃のお気に入りの本はやまたのおろちの絵本でした(
たぶんこれ)。
とびだす絵本になっていて、甕の酒を飲むオロチをひっぱって遊べるようになっていたと思います。懐かしいなあ。
去年読んだ本ですが、白井弓子著「天顕祭」の感想をUP。
http://naginoha.seesaa.net/article/129821182.html
大きな戦争の後、浄化を必要とする世界が舞台である点はナウシカを思い出しますが、“浄化林伐採事業”の労働環境はこのような問題も思い出しました。
力強い絵と独特の世界観で構築された近未来の祭を巡る物語、話が奥深くて何度も読み返しました。下記出版社サイトで第一章が立ち読みできます。
http://www.sanctuarybooks.jp/tenkensai/
余談ですがスサノオノミコトに関連する本、なぜか御縁があります。小さい頃のお気に入りの本はやまたのおろちの絵本でした(
とびだす絵本になっていて、甕の酒を飲むオロチをひっぱって遊べるようになっていたと思います。懐かしいなあ。
タグ:天顕祭
posted by S at 23:34
| 本
2009年10月08日
大斎原への橋が
上はてつが撮影した、大斎原への橋の画像です。
壊れてしまったようで、通行禁止の措置がとられています。
復旧するまで大斎原へは大鳥居前の御幸道から行くしかないのでしょうね。
9月の過去日記、増えました。
http://mikumanosoma.seesaa.net/article/129789927.html
昨夕、現本宮大社の鳥居から参道への入口はロープで通行止になっていたのですが社務所に御用だったので別のところからうかがい本殿にもちょこっとお参りしたら、台風対策の一環で本殿の前のお賽銭箱も全て片付けられている状態で、誰もいない、境内と御社殿だけの状態は静寂に包まれてすごく厳粛なかんじでした。
あまりに厳かで、ちょっとどきどきしました。
posted by S at 16:50
| 日記