東北の民俗芸能復興を応援する活動のリンク

2018年09月30日

「奥三河の花祭 熊野公演」熊野本宮大社御創建二千五十年奉祝式年記念行事

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久々の投稿です。★熊野本宮大社御創建二千五十年奉祝式年記念行事「奥三河の花祭 熊野公演」のお知らせ★平成30年12月8日(土)14:30〜16:30/於:熊野本宮大社旧社地大斎原(和歌山県田辺市本宮町。小雨決行。強風強雨の場合は本宮体育館)入場無料/主催:熊野でテホヘ実行委員会/共催:月花祭保存会(愛知県北設楽郡東栄町)協賛:熊野本宮大社。天災の多い本年ですが、花祭で生まれ清まりましょう。
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★プレイベント:伝承音楽研究家「三上敏視さんの神楽ビデオジョッキー」★
田辺市本宮町と新宮市で開催します。
●11月4日「中世の熊野と神楽」於:くまのこ食堂(田辺市本宮町)大人2500円(ワンドリンク軽食付)小学生〜高校生1500円(幼児無料)
●11月5日「神楽と縄文」ユースライブラリーえんがわ(新宮市千穂)大人1000円(飲食持ち込み可)
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詳細はちらし画像をご参照下さい。両日とも花祭熊野公演にむけ「せいと衆」(歌などで参加して花祭を盛り上げる観客)のレクチャーを体験して頂けます。ちらしは別冊太陽「熊野」や「お神楽」でおなじみの原章さんに寄稿していただきました。ぜひお読み下さい。フェイスブックページはこちら。↓
https://www.facebook.com/熊野でテホへ-1958794924380765/
posted by そま@み熊野ねっと at 16:17 | 日記

2013年07月18日

「とりらと海の写真展」

北の国からお知らせをいただきました!はがきの内容を引用させていただきます。


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「三陸沿岸の芸能とくらし とりらと海の写真展」

平成25年7月15日(月・祝)から27日(土)まで、盛岡市内3ヶ所にて開催。
喫茶クラムボン(盛岡市紺屋町5−33)10時〜19時 日曜休
珈琲・酒 米山((盛岡市内丸5−8 2F)12時〜22時 日曜休
珈琲と設計 ダニーハ(盛岡市青山町4−45−5)11時〜22時 日曜休

写真:阿部武司、石原友、鈴木雄二、飯坂真紀、及川寿郎、瀧音幸司、五十嵐大介(イラスト+写真)、假屋雄一郎、渡辺征治、久保田裕道
特別販売 五十嵐大介サイン入り絵本限定30部
(売上げは岩手三陸沿岸の芸能を応援する募金になります。)
◎会場により展示内容が変わります

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三陸沿岸の様々な郷土芸能の写真に囲まれた展示場というのも素敵ですね。どこでもドアがほしいです。お近くの方これから盛岡へ行こうという方はぜひお出掛して下さい。会場の様子、詳しくはblogとりらをご参照ください。
http://torira.exblog.jp/20016484
posted by そま@み熊野ねっと at 16:01 | 郷土芸能

2013年03月28日

映画「千年の愉楽」

熊野出身の作家・中上健次氏原作の映画「千年の愉楽」(若松孝二監督作品)が全国で公開中です。
http://www.wakamatsukoji.org/sennennoyuraku/
私は先月中上氏の郷里・新宮での先行上映会を拝見。俳優さん達の舞台挨拶もあり会場は賑わい、パンフレット販売所は行列ができ、会場の新宮市民会館はほぼ満席でした。
出演陣それぞれの個性が光っていたと思うけど、いやはや、寺島しのぶさんの演じるオリュウノオバが良かった。科白のない場面でも、思いが伝わってきます。



夫の礼如(毛坊主)との会話で
「読み書き出来んモンはの、覚えなんだら無かったことになってしまう。」
と、もの覚えの良いオリュウノオバは言います。しかし人の中に流れる血は、忘れようとしても無かった事にはなってくれません。中本の男達は、血の宿命に抗えず凄惨な運命を辿ってゆきます。見守り続ける路地の産婆・オリュウノオバの存在感…。

映画のロケ地は東紀州の熊野・三重県尾鷲市須賀利(すがり)。海の風景は原作の路地にはないようだけど、映画「千年の愉楽」にはなくてはならない風景になっていると思います。

所々に物語の生と死の象徴のように映る熊野の磐座「花窟(はなのいわや)」の姿も良かった。中でも靄の立ち込める花窟というのは初めて観たけど、パンフレットを見ると山々に濃い霧のかかる日に急遽監督がスモークの準備をして撮りに行ったようです。美しい。

そして主題歌。あれ、この唄声は・・・と思ったら、民謡好きな人に薦められた奄美の中村瑞希さん(中村瑞希&ハシケン)でした。
「バンバイ」(中村瑞希&ハシケン)
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作品世界を表し、オリュウノオバと路地の男達の生き死にを感じさせる歌詞と曲。今の映画やドラマは「この作品に、この歌でなければ。」という歌が少ないように思いますが、この映画はこの歌であってこそ生きたと思います。

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iTunesへリンク
posted by そま@み熊野ねっと at 14:12 | 日記

2012年12月12日

★日本の祭り応援マガジン「MATSURIsta!」創刊★

日本の民俗芸能や和太鼓の情報を発信する「民俗芸能STREAM」ネットラジオ番組はiTuneのPodcastでも聴けます)主催の西嶋さんご夫婦編集で「日本の祭り応援マガジン MATSURIsta!」が今年7月に創刊されました。電子書籍(本文カラー)紙媒体書籍(本文モノクロ)があり、amazonでも発売中です。

MATSURIsta!は季刊の雑誌で只今夏号・秋号が刊行され、夏号(創刊号)は栗田知佳さんの神楽絵、全日本郷土芸能協会職員・小岩秀太郎さんへのロングインタビュー、新美優さんの「楽器に注目!民俗芸能」、舘野太朗さんの「わたしの地狂言雑記」、西嶋一泰さんの「民俗芸能なう!」の記事が掲載されています。
秋号は栗田知佳さんの神楽絵、全日本郷土芸能協会職員・西田昌代さんへのロングインタビュー、新美優さんの「楽器に注目!民俗芸能」、舘野太朗さんの「わたしの地狂言雑記」、 西嶋一泰さんの「民俗芸能なう!(東日本大震災と民俗芸能)」西嶋遥さんの「体験レポート 鹿踊ワークショップ@東京」、池田義文さんの「21世紀の奇祭 セルフ祭(1)」、宮本幸雄さんの「おまつりへ行こう!」が掲載されています。

この本はお祭りや民俗芸能をわかりやすく紹介してくれる本で、民俗芸能を演じる側の人、好きで観る側の人、双方の視点でアツい記事が書かれています(まあ、演じる人は大概観るのも好きだと思います)。
私もみ熊野ねっとの出張版というかんじで「熊野地方と祭り」の記事を連載中です。
創刊号(夏号)には大瀬の太鼓踊りについて、秋号には平治川の長刀踊りについての記事を掲載。次号の冬号は和歌山県無形民俗文化財「野中の獅子舞」についての取材記事を掲載予定です。

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野中の獅子舞
お祭り・民俗芸能好きな方、詳しくなくても興味あるので読んでみたい!という方、立ち読みサンプルページ(pdf)もありますのでぜひ読んでみて下さいね。
☆和歌山県では紀伊田辺駅近くのCOFFEE HOUSE GORILAで販売中です
(日曜定休)☆
タグ:民俗芸能
posted by そま@み熊野ねっと at 23:45 | 民俗芸能

2012年06月25日

大瀬の馬頭観音さんへ

 熊野本宮大社が旧社地から現在の高台へ遷り120年目になる記念行事「熊野本宮大社正遷座120年大祭」が今年から始まり、例大祭も普段ない行事が加わったりなかなか忙しかったのですが、ブログ、久々の更新です。

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観音橋の下、四村川の清流

 今日は朝から町の小学生たちと一緒に本宮町・大瀬地区の山を登って馬頭観音さんにお参り、大瀬の人達にお話をうかがい、いろいろと教えていただきました。今年の運動会で「大瀬の太鼓踊り」を踊る5年生達は14人で、今週から学校での稽古が始まるのです。息を切らしながら山を登り、20分ほどで馬頭観音さん(吉祥庵)に到着しました。

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 お堂前の大杉

 お参りの後、お話を聞いていると途中で畳の上にヒルが出現!
誰かの足にくっついてきたのか、この季節は植林の山でもこのあたりはヒルが出るのです。地区の方達が出発前に袋に入れた塩を渡してくださったので、その塩で退治することができました。ヒルは歩いている後の方の人につくらしく、先の人が通り過ぎた後に鎌首をもたげて立ち、次の人を待っているのだそうです((((;゜Д゜)))。木の上から落ちてくることもあるので要注意ですね。

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 奉納されている馬の絵

 ケヤキで出来たお堂内に奉納された沢山の馬の絵を観た後にまた下山し、公民館へ。音頭取りさんのお話で太鼓踊りや地区の歴史を学び、その後に実践練習。太鼓打ちと扇の踊りに分かれて練習後、音頭取りさんの歌に合わせて輪になって踊りました。子供達は覚えが早く、もう基本のリズムを理解した子もあったようです。

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 公民館で踊りの練習

 にぎやかに子供達が去った後、保存会の方が平成3年の盆踊りの記録を持ってきてくれて、私も一緒に観賞させていただきました。
20年ほど前の貴重な記録。踊りは常に切れ目なく動き続けて振りも大きく扇もびしっと揃っていて、シナもかっこいい!公民館の壁に貼ってある盆踊り目録に25曲書いてありますが、ここの「太鼓踊り」はそのうちで最も人気のあった曲(4部構成の1曲)なのです。この1曲でも覚えるのに時間がかかりますが、25曲踊れるというのはすごくかっこいい、と思いました。

 観ているうちに扇を持って踊り出す人もいて、私も一緒に扇の持ち方など教わりながら、踊らせていただきました。 今年の盆踊りはどうなるかまだわからないけど、ぜひまた集まって、踊れたらいいな。
posted by そま@み熊野ねっと at 18:41 | 伝統芸能
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