ゴールデンウィークまっただ中。友人と、高野山金剛峯寺の結縁潅頂(けちえんかんじょう)に行ってまいりました。私には10年ぶりの高野山。すっかり地理を忘れていましたが、我が家から車で2時間半で到着することができました。
結縁潅頂は春の胎蔵界と秋の金剛界の年2回あるそうで、春は胎蔵界の諸仏と仏縁をいただけるのだそうです。
詳細は下記高野山金剛峯寺のサイトをご参照ください。
http://www.koyasan.or.jp/shiru/gyouji/cont/005-0001.html午前10時頃に金剛峯寺で受付を済ませ(この時点で400番台でした)、私達の順番は2時25分になるとのことで、その間高野山の参道を奥の院までお散歩。奥の院までは延々とお墓の中の参道を歩きました。ゴールデンウィークなので奥の院の参拝客も多く、お線香の香に包まれて神社仏閣好きな私はほくほくと幸せを感じました。
参道には歴史を感じさせる墓石が多いですが、中には不思議なお墓もあちこちに。私は「宇宙庵」という文字の入ったお墓が気になり、しげしげと見つめてしまいました。銘によればそのお墓の主さんは宇宙に神の真理を感得されたように記されていました。碑の後ろには「地球(改行)奈良市 ○○寺」と。地球・奈良市。なんともビッグなくくりです。宇宙に国境はないということなのですね。
お昼に天ぷら蕎麦をいただき、午後、いよいよ結縁潅頂へ。
大勢の参拝客が金剛峯寺のお堂に集い、真言を唱えて順番を待ち、印を結んだ手のまま仏様の絵のある和紙で目隠しをされ、そのまま曼荼羅へと導かれ、途中で指にはさまれる花びらのような紙を曼荼羅に投じて仏様とのご縁をいただくのです。10分以上あったと思いますが目隠しをしたまま真言を唱えていると、気持ちが洗われてゆくようでした。本日は大日如来様のご縁をいただき、お寺を満喫できてほくほく。友人によれば顔が「使用前・使用後」みたいになっていたとか(^^;)。なんだか体も気持ちも軽くなったように思います。

夫へのおみやげは友人おすすめの「かるかや餅」。レトロなかんじの包装が素敵です。「餡のさっぱりしたきなこ餅」というかんじでしょうか。食べやすかったので、帰宅後夫婦でぺろっとたいらげてしまいました。
仏縁と友人に感謝の1日でした。
posted by そま@み熊野ねっと at 23:07
|
日記