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2007年07月14日

那智の火祭り



7月14日、熊野那智大社例大祭「那智の火祭り」を拝見しました。台風接近中でしたが神事なので決行しますとのことで、大雨の中、那智まで行ってきました。
本日の私のおめあては午前中の御神楽。本宮の御神楽と共通する部分を知りたいと思っていました。

午前10時に那智大社礼殿での神事後、午前11時からは舞台で大和舞等の御神楽と、田楽の奉納。この御神楽が歌詞は違いますが、熊野本宮大社の例大祭で演奏される御神楽と共通する旋律があります。

その後は「那智の田楽」の奉納。「那智の田楽」は室町時代に京都の田楽法師を招いて習得された演目だそうで、国の重要無形文化財に指定されています(演目は『乱声(らんじょう)』等)。

45分という長〜い田楽奉納の後は、礼殿前で御田植の神事。こちらも本宮の御神楽と歌詞も旋律も共通しています。



午後は御滝前での神事。本日は傘をさしている人が多い為、晴れの日よりは人出が少ないはずなのにとても神事を拝見しにくく、写真を撮影するのに難儀しました。

神事をされる方々は雨でずぶぬれでしたが、こちらも傘の意味がなくなるほど大雨に降られつつ撮影(合羽着ていてよかった・・・)。
デジカメがやばいかも!というぐらい雨に降られつつ、それでも大松明に今年も御神火が灯されているのを拝見できたのは嬉しい事でした。

神事終盤は御滝前に12基の扇神輿が並び、大雨で勢いを増した一の滝は「滝」というより「巨大な水の壁」に!湧き上がる水しぶきが煙のようで、観衆からは水煙の勢いがどえらいので「火がつきそう!」なんていう声もあったほどです。そんな話を聞いたものだから、私の心のBGMは"Smoke on the Water"になり、なんだかハードロックな気分で帰宅いたしました。

那智の火祭りについてはこちらをどうぞ
posted by そま@み熊野ねっと at 19:49 |

2007年07月07日

阿字観教室・あの鐘を鳴らすのはあなた

高野山金剛峯寺で行われた「阿字観教室」に、友人と2人で参加してきました。
「阿字観(あじかん)」とは真言宗の瞑想の方法だそうで、大日如来を表す梵字の掛軸を目の前にして、お経や真言を唱えたあと、半跏坐という座り方で、目は半眼にして瞑想を行います。
 
真言宗の御本尊である大日如来を表す「阿字」を観想することにより、仏様と自分を含む、宇宙と一体であることを感得する・・・ということで、ビギナーの自分は本日、約3時間の初心者コースへ。

はじめに大師教会2階の講堂で阿字観の方法を教えていただき、その後、場所を移動して阿闍梨様(あじゃり・ 密教で修行が一定の段階に達し、灌頂<かんじょう>を受けた僧侶)に「菩薩戒牒(ぼさつかいちょう)」をいただく儀式がありました。

真っ暗になった室内に阿闍梨様が入場され、「南無大師遍照金剛」や真言等を皆で唱和。数人の代表の方が「菩薩戒牒(ぼさつかいちょう)」を阿闍梨様から受け取られていました。

その後ははじめの講堂に戻り、「阿息観」(あそくかん)という呼吸法を教えていただきました。半跏座という、あぐらのような座り方で法界定印という手印を結び、目は半眼に。

・・・遥か遠くから清らかな風が吹いてきて、息を吸うときは自分の口から胸・おなかへ入ってきて体中にゆきわたり、息を吐く時は、自分の中の悪いものが全て遠くに去ってゆくように、というような(うろ覚えですが)イメージで呼吸をします。
もう、これだけでデトックスになりそうな、自分が清まってゆくようなかんじがしました(途中で帰りにあんみつ食べたいとか、抹茶飲みたいとか思ってしまったのはここだけの話)。

教えてくださったお坊さんは温和なかんじの方で、合間にヨガのようなストレッチも入れてくださったので、とてもリラックスしてとりくめ、最後に参加者1人1人、菩薩戒牒の御札(?)をいただきました。

とても楽しく参加できたので、帰路はやはり抹茶セットをいただいたりしながら、梵鐘の音を聴きつつ「あの鐘を〜鳴らすのはあなた〜♪」と言い出す私に大笑いの芸能ネタを提供してくれた友人と、蓮の花咲く池を鑑賞しつつ、高野山をあとにしました。
初級の内容をマスターしたら、さらに上級のコースが体験できるらしいので、いつかまたうかがってみたいものです。
posted by そま@み熊野ねっと at 21:55 | 日記
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