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2008年03月29日

深読みとメガネの大和路

春の大和路へ、夫婦で一泊の旅に出かけました。168号線は本宮に近い方が桜が咲いていて、天河に近くなると気温が低くなるので花の数が減る、といった具合でした。
さて大和路なのですが、初日の目的地はなぜか大阪・難波。
日本橋界隈でパソコン用品など漁っていました。

日本橋はメイド服の美少女がちらしを配っていたり、オタク街のにおいがぷんぷん。本当に、におうんです。いつも山にいる人間にとってはヒトと、ヒトの作ったもののにおいが。都会に出るとまずそのにおいが気になります。

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奈良に戻って平城宮近くのホテルで一泊し、翌朝友人と合流。以前この日記でも書いた高野山の墓石群の中にあった「宇宙庵」の碑の吉村長慶さんゆかりのお寺を尋ねました。

ゆかりのお寺は「王龍寺」。奈良市の天然記念物であるヤマモモの木があったり、磨崖仏が安置されていたり。磨崖仏のあるお堂では羅漢さんらしき彫刻がたくさんありました。妙に表情が生々しいものもあって、夜な夜な動き出していそうです(^^;)。

宇宙庵の碑
宇宙庵の碑

境内ではなぜか眼鏡の落し物を2度みかけ、友人と一緒にその持ち主の物語を勝手に想像・深読み。この分厚いレンズにこの細いフレームあわすのたいへんだったんだよ〜、きっと特注だったんだよ〜、とか。友人と会うといつも何かテーマのようなものが現れるのですが、本日のキーワードは「深読み」と「メガネ」でした。眼鏡

王龍寺
王龍寺の磨崖仏の安置されているお堂

その後、雅楽用品の備品を買いに天理へ。天理のお店は何も云わんでも笛を見せたら即「あ、龍笛のですね」と袋を出してきてくれるので話が早いです。さすが(岡田神具装束店さんで購入)。

昼食後、天理参考館(博物館)へ。ここは世界の民俗学的資料が豊富です。夫はパプアニューギニアの展示品が気に入ったようでした。水木しげるさんの本に出てきそうな精霊のお面がいっぱい。中には首狩族の狩った干し生首(!)も。干し首が2つ、頭蓋骨に肉付けしたものが1つ、計3つのヒトの首(本物)が展示され、現代の日本の倫理感とは全く違う世界のものですが、私は平成の日本人なのでびっくりします(−−;)。

他にも楽人さんの埋葬品である陶製の笛、古代のガラス製品、面白い絵馬等々気になる展示品がいろいろあり、昔の韓国の暮らしの調度品の中ではメガネを発見し、またも友人と深読みしてしまいました。そんなこんなで世界各地の民族学と宗教美術が味わえる、濃いい内容の博物館でした。

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桜の美しい天理を後にして、帰路は橿原のアルル(巨大なデパート)でポンパドールのパンを買って帰りました。私は新婚旅行というものには行っていませんが、結婚12年ぶりの新婚旅行のような小旅行でした。
posted by そま@み熊野ねっと at 22:47 | 日記

2008年03月27日

桜の季節

神倉の桜
神倉・ゴトビキ岩前の桜。

日中、新作神楽の練習。
その後神倉に行き、笛の自主練をしていました。
本宮の旧社も、神倉も、速玉も桜がきれいです。
本宮祭に八重桜が咲き残っていてくれるかな。

ゴトビキ岩の桜の下、とんびがさーっと空を飛ぶのを横目で見ながら笛を吹くのも楽しいものです。岩と、樹木の間の空間に音をふきこむかんじでいたらいいかんじに音が広がってくれたように思います。

速玉の桜
速玉大社境内の八咫烏神社横の桜。

ゴトビキ岩に行く前に階段途中横の火神社のあたりで練習していたら地元の女性が1人聴いていらして赤面しつつもお話。幸い音を気にいってくださったようでよかったのですがお騒がせしてすみませんです(^^;)。
ここは信仰の場所でもありますがいつ来てもどなたかが運動をしたりお参りしたり、新宮市民の憩いの場所になっているようです。

速玉大社にお参りして、夫婦で三輪崎のワーズワースで夕飯を食べて帰りました。

私信:Kさんメールありがとうございました。週明けまでいろいろあって忙しいのですがまた後日返信お送りいたしますね。
posted by そま@み熊野ねっと at 20:43 | 御神楽

2008年03月20日

春祭りいろいろ

本宮祭ポスター

日ごとに春めいて、熊野もあちこちで春祭が始まっています。
写真は、先日我が家にやって来た本宮大社例大祭のポスター。地区でお祭の寄付集めの役割を今年は我が家が担当することになり(我が地区では2年ごとに交代)、このポスターもお預かりして地区の定位置に貼りました。

よく「政教分離」という人がいるけど、祭は町の文化財だと私は思っているので(実際、例大祭初日の湯登神事は県の無形文化財です)寄付集めも文化財保護の意味合をもってみています。デザインは近年上のものが続いていますが、先日は友人宅のホームビデオの中に、20年前のポスターを発見(Thanks、Mちゃん)。

昔のポスター

動画からスクリーンショットが作成できず(再生ソフトがコピー防止仕様になっているのかも)カメラでPC画面を撮影の為、画像が鮮明に再現できないのが残念ですが(写真は2枚ともクリックすると拡大表示されます)、昔は横長だったんですね。

本日は地区のお地蔵さんのお祭です。雨があがってくれますように。
posted by そま@み熊野ねっと at 11:10 | 日記

2008年03月09日

源氏物語の雅楽

父の命日で帰省していました。帰省中は横浜の師岡熊野神社に参拝したり(約1200の歴史を持つそうです)、久々に有燐堂で本を漁ったり。授与品に金平糖ってかわいいなあ。

雅楽公演パンフと授与品

本日の雅楽公演パンフと先日頂いた熊野神社授与品。

さて本日は、無事帰れたので和楽器のお店に諸用の後、和歌山雅楽会の公演を観に行ってきました。
毎年3月恒例の公演、本年は「源氏物語」がテーマでした。私は源氏物語にあまり興味がなかったのですが(愛憎劇のイメージが苦手)、作中に雅楽の曲が結構出てくるのですね。

光源氏とその親友の頭中将が「青海波(せいがいは)」を舞い、それが素晴らしかった事がきっかけで昇進となったエピソード等、光源氏のコスプレをした男性と、「サラリーマンNEO」
に出てくる中山ネオミさんみたいな司会のお姉さんが解説していました(2人のやりとりが、ネオミさんと報道男さんのようで苦笑)。

曲目は平調で音取→五常楽急→太食調で音取→仙遊霞、
歌謡の催馬楽で音取→伊勢海、
舞楽の平調で調子→萬歳楽→入調子、
盤渉調で調子→青海波→輪台でした。

今回一番印象に残ったのは舞楽の「萬歳楽」。舞手は高校生の女の子4人で、この日の為に半年間練習を続けたのだとか。衣装も美しかったけど、舞手どうしの息がぴったりあっていて足運びも美しかったし、真摯な中に華がありました。この日この時だからこそ咲くことのできる華だったのかもしれません。

帰路は田辺までのびた高速道路を通って(和歌山ICから我が家まで2時間30分で行けて驚き)帰宅しました。
posted by そま@み熊野ねっと at 22:43 | 音楽
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