東北の民俗芸能復興を応援する活動のリンク

2008年10月31日

熊野古道ハイキング

地元の中学生たちを語り部6名でご案内。
過疎の町なので生徒数も少なく、全学年一緒に熊野古道ハイキングとなりました。
語り部はハイキング前半のコースをご案内。

普段は大人相手に話すから歴史用語もわかってもらいやすいけど、今日はそうはいかなかった。たくさんお話ししたい事はあったけど、いっぺんにたくさん言っても子供たちにはわからないので理解してもらえそうな言葉を選んで、普段の半分ぐらいに話を省略しつつのご案内となりました。
うっかり「水垢離」とか熊野詣用語をそのまま使ってしまいそうになったけど、水で体を清める作法、って言いなおしたり。小さい子にもわかるような表現ってどうしたらいいのか?っていう勉強になりました。

残念だったのは今日は学校行事としてのハイキングでかなり短時間で歩ききらなければならなかったこと。本当の山歩きは「速く歩くことが良い事」ではなくて、一番足の遅い人を先に歩かせるのがマナー(その人の速度に合わせる)なのですよ。
次回があればそのことも知ってほしいなあ。

ともあれみなさんお疲れ様でした。後半の赤木越で松茸とれたかな?
posted by そま@み熊野ねっと at 20:33 | 語り部

「平気でうそをつく人たち」

テレビで外食産業のクレーム処理についての報道を見ました。ほとんどいいがかりのような文句を延々と電話で話すクレーマーたち。呆れつつ見ていましたが、クレーマーたちの過剰な被害者意識に対応しなければならないお店の人も大変だと思います。
しかしサービス過剰で客をあまやかしてきたのも外食産業の人たちではないかと思うのですが、過剰なクレームには受け付けられないものは受け付けられないのだと、これからは毅然としていてほしいものです。

最近は身近に詐欺事件があり、詐欺師の心理とはどういうものなのだろうとふと思い「平気でうそをつく人たち」という本を読んでいて、クレーマーの心理と共通するものを感じました。



この本には精神科の医師の臨床体験から、虚偽の世界に生きる人間の心理が分析されています。例えば詐欺師は自分の良心に徹底的にフタをしてしまい、「自分は悪くない」という前提のもとに悪事を働くので、自分に不都合な事が起これば全て他人に責任転嫁するのだと筆者は解説します。

患者の一例としては抑うつ状態の少年が登場します。この少年の両親の場合、自殺した長男が自殺に使ったピストルを少年のクリスマスプレゼントにあげてしまうという信じられない行動をしているのに、自分たちが原因で子供の精神が病んだことを認めようとしません。

「事実に反する『自己像』を逆転させるための治療がつねにそうであるように、その治療は長期にわたるむずかしい治療となる」(本文P86より)

最近は物事を何でも自分を被害者、他人を加害者にして済まそうという人が増えているのでしょうか。そうやってゆがんだ虚偽の世界観のまま生きてゆこうとすると、さらにゆがんだ状況を生み出してしまうことに早く気がついてほしいものです。
posted by そま@み熊野ねっと at 18:30 |

2008年10月27日

りんどう花盛り

曇りのち晴れ。
発心門王子から本宮大社旧社地・大斎原(おおゆのはら)まで関東からのツアーの方々をご案内でした。
道々にはりんどうの花盛り。
寒くなってくるとだんだん花の色があせてきますが、今は丁度色が濃くてきれいな時です。
所々にキッコウハグマの花も見えました。

熊野古道の植物についてはこちらの本がおすすめ。熊野の語り部にとって、著者は古道の植物の先生です(アサマリンドウもキッコウハグマも教えていただきました)。
熊野花草志―熊野の野の花、山の花

ツアーの最後は大斎原でお弁当。
大斎原には桜の木が沢山あるので丁度その落葉がはらはらと舞い散るのを見ながらのお昼ごはんとなりました。
posted by そま@み熊野ねっと at 20:15 | 語り部

2008年10月26日

月見岡神社例祭

小雨。熊野本宮大社の境外社である月見岡神社の、今年最後の例祭日でした。私も大日山を登って参拝。

例祭自体は朝7時からなので本宮アーカイブにはそのように書いていますが、祭当日は昼近くまで(〜午前11時頃)神社の方が待機されているので、その時間内であれば参拝者が登拝される毎に初穂料を納めた方には御祈祷をしていただけます。

普段から参拝者は少なくわりと静かな神事ですが、より静かにお参りしたい方は初めの祭典から時間をずらして登拝されるとよいのではないでしょうか。私はお参りは静かな方が好きで(祭典の最中に話しかけられたりするのがいやなのです)、本日は11時頃うかがいました。

玉串奉納の後、牛の絵のお札や笹の葉等いただき神社の方とお話しして下山すると、丁度S先生の車がやって来ました。月見岡神社のお札を進呈したい人が何人かいたのですが、下山して最初に御縁のあった先生に差し上げました。御利益がありますように。

月見岡神社例祭の様子はこちらにUPしています
http://www.mikumano.net/hongu-archive/tsukimi.html
posted by そま@み熊野ねっと at 15:51 |

2008年10月24日

玉置神社例大祭

奈良県吉野郡十津川村の玉置神社例大祭を拝見しました。
霧雨が降ったり止んだりのお天気で、熊野の山々は水墨画のような景色でした。

お祭りには聖護院門跡による採燈護摩奉納があり、作法に用いられる斧は木製で、片面には山仕事で使う「ヨキ」と同じ四本線があり、もう片方の面には三本線が刻まれた「ミキ」の印がありました。「ヨキ」は地水火風を表わし、「ミキ」はお神酒を表わすのだと聞いたことがあります。

ヨキ
山仕事のヨキ

斧
採燈護摩奉納の斧

山仕事の人たちも山の神をお祀りしますから、山岳修験の行者さんたちの作法と共通する何かがあるのかもしれないですね。

お祭りの様子はこちらのページにUPしました。
http://www.mikumano.net/photo/tamaki20/index.html

続きを読む
posted by そま@み熊野ねっと at 23:41 |

2008年10月22日

室根のお菓子

室根のお菓子
菓子「室根大祭」

室根のお菓子「室根大祭」(扇家菓子舗)。くるみ入りの焼き菓子でおいしかったです(室根の皆様お土産ごちそうさまでした)。お菓子の包みのシールに室根大祭の新宮と本宮の御神輿の絵が描いてあり、平成14年にうかがった時のお祭りの熱気を思い出しました。
http://www.mikumano.net/ziwate/murones1.html

大祭のクライマックスでは山の上の室根神社から降りてきた新宮と本宮の御神輿が御仮宮まで先着争いをします。現在の室根の御仮宮は先日掲載した昔の絵図にあるよりかなり大きいので「建築物」ってかんじですね。

現在の御仮宮
現在の御仮宮

室根大祭は室根山に熊野神が勧請された年にならって潤年の翌年毎に3日間かけて行われます。次回の大祭は再来年だそうです。
posted by そま@み熊野ねっと at 19:38 | 日記

2008年10月17日

久々の再会

岩手県一関市室根町から交流のある方々が来訪されました(沢山お土産をいただきました。有難うございます♪)。今回お会いできる時間は少なかったのですが、みなさんと久々にお話し。
速玉大社のお祭りの直後だったので、当日撮影した写真を見ていただきました。
室根大祭は熊野から室根に神様が勧請されていった様子を再現しているそうで、速玉大社例大祭の御仮宮についても、岩手県・室根神社の大祭の昔の絵図に出てくる御仮宮の原型なのだろうと思っています。神馬が登場するのも、速玉大社のお祭りと共通しますね。

速玉大社の御仮宮
速玉大社の御仮宮

室根大祭の御仮宮
室根大祭の昔の御仮宮
資料提供:千葉さん


室根大祭の様子はこちらをご参照ください
http://www.mikumano.net/ziwate/murone3.html

1枚目の写真はこちらの本に掲載されました
熊野大神―蘇りの聖地と神々のちから (イチから知りたい日本の神さま 1)
posted by そま@み熊野ねっと at 21:29 | 日記

2008年10月16日

神馬渡御と御船祭

15、16日と熊野速玉大社例大祭・神馬渡御と御船祭を拝見。普段は2日続けて新宮に行く事ってなかなかないのですが、丁度夫の用でその2日間新宮へ行く事になり、祭を拝見する事ができました。新宮のお祭りはお燈祭といい、勇壮な男の祭のイメージがあります。

祭の様子は下記サイトへどうぞ
http://www.mikumano.net/photo/hayatama20/index.html
posted by そま@み熊野ねっと at 20:04 |

2008年10月10日

ビバノンノン♪

アロママッサージのお店の割引券があり、行ってきました♪秋生まれの自分に“ご褒美”ってヤツですね。
静かな店内には穏やかな女性ボーカルの沖縄民謡が。名曲「てぃんさぐぬ花」等々流れていて、ソフトなオイルマッサージも気持ち良かったのですが、音楽好きとしてはやはり曲が耳に入ってきます。
続きを読む
posted by そま@み熊野ねっと at 21:12 | 日記

2008年10月04日

講社大祭

午前中、神社で講社大祭が斎行され、新作神楽の奉奏がありました。
新調していただいた装束は、巫女さんの袴と同じスカート式(でも白袴です)。
寒いかな?と思ったら、日中はわりと暑くてほかほかしていました。
祭典の終盤は蝉の鳴き声が聞こえていたぐらい。
昨日の夕方拝殿で練習した時には「ひゅいーん」と、鹿の鳴き声がしていた事を思うとなんだか不思議なかんじです。
季節の変わり目なんでしょうね。

本日は作曲のギターの先生や笛の指導の先生なしで、神職さんと楽人、歌の子供たちのみ。
箏弾きという立場としてはリズムがとれるかどうかが気になりましたが、春の例大祭よりは参列者が少ないので落ち着いて演奏することができました。
去年の奉告祭までは本当に大変だったけど、1年経つと余裕が出てきたなあ、としみじみ。
昨日友人と結縁潅頂(at 高野山)を受けた御利益があったかも。

授与品もいただき、なぜか歯みがきセットが入っていました。丁度新しい歯ブラシがほしいなーと思っていたところに、ラッキーです♪

朝は献湯祭、夕刻からは献詠披講式(歌会)と、神社は行事が盛り沢山でした。
posted by そま@み熊野ねっと at 20:25 | 御神楽
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。