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2009年07月31日

「いのちの初夜」



ふとしたことから、北条民雄の小説「いのちの初夜」を読みました。
ハンセン病(この作品の記述では“癩病”)は現代では治療方法のある病気ですが、この小説が書かれた大正時代はまだ不治の病として恐れられ、患者は隔離されていました。この作品には作者自身がその病を患っていたからこそ描けたであろう病の生々しさ、院内の様子、絶望があり、その中にも、不思議と読後に生命というものの力強さが伝わってくるのです。

どんなに体が病変しようとも、“生命”そのものは、死ぬまで肉体を獲得し続ける・・・僕らは「不死鳥」なのだという佐柄木の様々な言葉は尾田に病への覚悟と生命というものの力を認識させ、自死への意志が、最後には生命への意志へと変化してゆきます。

今までの生命を喪失してゆく中にしか知り得ない命の力というものが、この作品にはみなぎっています。

青空文庫版「いのちの初夜」
http://www.aozora.gr.jp/cards/000997/files/398.html
posted by そま@み熊野ねっと at 23:51 |

2009年07月29日

久々の青空

雨のち晴れ。
昨日熊野本宮館で出会った遠方からのお客様(熊野本宮館の北棟には語り部の受付所があります)を熊野古道伏拝王子から熊野本宮大社までご案内。
昨晩も今朝も大雨だったので、歩く前に本宮大社本殿に参拝して

数時間でいいですから雨を弱めていただけませんか?

と、祈願してみました。音無川熊野川も水位がだいぶ上がってしまっていたので、古道歩きだけでなく水害の心配もあったのです。

そのうちだんだん雨は小降りになってきて、伏拝王子に着いて歩き出す頃には止んでいました。タイミングがよかったのか?祈りが通じたのか?どちらにしても、連日の大雨を止めてほしいと願っていたのは私だけではないでしょうね。

ゴアテックのレインコートで雨対策ばっちりだったので、その後は歩くうちに汗をかいて暑いこと暑いこと(^^;)。

これだけ大雨が続いたあとの熊野古道は所々川のように水が流れていて、ざぶざぶと歩きながら“濡れ草鞋の入堂”ならぬ“濡れスニーカーの入堂”ですね〜、って言いながらお客様と笑いあっていました。

本宮大社に着く頃には青空が見え、本殿でお礼参りをしてお客様をお見送りしました。残りの行程も無事に楽しんで帰ってくださいますように。
posted by そま@み熊野ねっと at 21:57 | 語り部

2009年07月27日

おさんぽフォトに田辺祭をUP

み熊野ねっとのおさんぽフォトアルバムに闘鶏神社例大祭 田辺祭・宵宮をUPしました。

フラッシュのスライドショーの画像、2台のデジカメが会津橋でフリーズしてしまい、他のデジカメも合わせて計3台のデジカメで撮影しました。興味のある方はどうぞご覧下さいね。
http://www.mikumano.net/photo/tanabe21/index.html

田辺祭3
タグ:田辺祭
posted by そま@み熊野ねっと at 02:53 |

2009年07月25日

田辺祭・宵宮

田辺祭2
会津橋に並んだ笠鉾

お世話になっている方とてつと昨日、6年ぶりに闘鶏神社の田辺祭へ行ってきました。7月24日から宵宮になるそうです。

まず神社前で厄払いに「住矢」のお笠の中へ。
鳥居周辺では旧知の方々に沢山出会い、再会の嵐で驚きでした。

鳥居前では宮司様が会うなり「今年は写真更新してくれるの?」と。うわ、HPご覧いただいていたのですね。覚えていてくださって、ありがとうございます(照)。今年は更新させていただきます。

某サンには励みになるご助言をいただきつつ、社務所のある建物で特別に「暁の祭典」の為の“浦安の舞”のリハーサルを拝見させていただきました。皆さんとても熱心に練習なさっていて、私は本当に巫女さん方が舞っていらっしゃるのだと思っていましたが、一般公募の方々による舞なのだそうです。お仕事の後、短い期間に何度も何度も練習を重ねられていたそうで、伝統文化にとりくむ田辺界隈の方々の文化度の高さを感じました。
暁の祭典は25日午前4時30分からだそうで、いつか気合を入れて早起きして、本番を拝見できたらいいなと思います。

6年前は7月25日にうかがって、どちらかというと25日の方が流鏑馬もあったりして盛り上がるそうですが、24日の見どころは笠鉾が会津橋の上に一斉に揃う「会津橋曳き揃え」があります。
神社から出発した笠鉾は商店街を通って会津橋へ。銀座商店街沿道にはかがり火が焚かれ、河川敷や橋の上には沢山の人出があり、現地の方によるアナウンスで解説が流れていました。
夜9時30分頃に橋の上に一列に並んだ笠鉾、祭囃子と共に美しい光景でした。

夜間にデジカメ撮影の為か、撮った写真の大半はシャボン玉飛ばしまくったような“エレクトリカルパレードin田辺”状態になりましたが(例えばこんなかんじ↓)、見やすく撮れているものもありますので、久々におさんぽフォトアルバム更新します。
掲載までしばしお待ちくださいね。

田辺祭1

み熊野ねっと/田辺祭・笠鉾巡行
http://www.mikumano.net/photo/30.html
タグ:田辺祭
posted by そま@み熊野ねっと at 17:52 |

2009年07月22日

おえかき

雨のち曇り。
昼、雨天で空が暗いのか?と思ったら、日食で暗くなっていたそうな。
某氏は日食は「岩戸隠れ」(天照大神の岩戸隠れの神話)なので厄払いに、と来熊していました。大昔は天文の異変って凶兆とされていたんでしょうね。平成の現代では楽しむヒトが多いでしょうけど。

午後、町内の友人宅に遊びに行き、子供さんたちのリクエストで昆虫を描きました。夏休みの宿題でトンボを描くのだそうです。どうやったらそれらしく見えるのか悩んでいて、大人はのびのび描けばいいと思っても、子供は真剣に考えていたりするもんです。

トンボの特徴を教えて、トンボとオオカブトムシの絵を描いてあげたら結構喜んでもらえました。楽しい絵が描けるといいね。


タグ:昆虫
posted by そま@み熊野ねっと at 22:22 | 日記

2009年07月17日

鷺はおいしいんですか。

朴でランチ

諸用で田辺市街へ。先に中辺路町に用があり、「朴」ではじめてランチをいただきました。以前パンを購入し気に入って、落ち着いたお店のかんじも好きだったのです。てつは玄米定食、私は玄米ごはんのカレーをいただきました。料理はマクロビオティックで植物性の素材を用い、無添加ということで体にとてもやさしいかんじの味がしました。

朴でランチ2

天然酵母ぱんも販売中。場所は近露王子から車で1分ぐらいのところです。
朴のホームページはこちら

大賀ハス2009

帰路は上富田で毎年楽しみにしている大賀蓮を鑑賞。来週中ぐらいはまだ花が咲いていそうなかんじかな。雨にぬれた姿も美しいです。

天王池

須佐神社を通った時、向いの天王池にある木々に白鷺がわんさかとまっていた光景に驚き写真を撮りました。クリックすると拡大表示されます。この町の方には見慣れた光景なのかな。たわわに実った白い果実のような白鷺の群れに「銀河鉄道の夜」を思い出し、「鷺はおいしいんですか。」って聞きたくなってしまいました。
posted by そま@み熊野ねっと at 22:22 | 日記

2009年07月15日

うっちーさんと本宮館

くまの体験企画の方と本宮館でお会いしました。熊野古道を踏破されている代表のうっちーさんは主に伊勢路の語り部さんとしてご活躍中で、深い情熱をもって熊野古道に取り組んでいらっしゃるのがお話ししていてよく伝わりました。

ボヌールでランチ1

ボヌールで一緒にランチ、私は熊野牛ランチ。

ボヌールでランチ2

てつは熊野牛カレーのランチ。お連れの方にも好評でした。

いろいろとネイティブなお話をきかせていただきつつ、ふと都会の話になると、「都会は観光に行く所で住む所じゃないよね。」という意見で満場一致に。個人的には電車が通っているぐらいの田舎がいいんじゃないかと思います。
うっちーさんはきっぷのいいかんじの女性で、HPにも選ぶのが楽しくなるような様々な熊野古道ツアーが掲載されています。興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょう。

http://kumanokodo.info/
posted by そま@み熊野ねっと at 22:22 | 日記

2009年07月13日

土入れ

日中、熊野古道の保全作業で土入れ。
だいぶ短縮バージョンでした。
某番組の取材があり、双子の女優さんが土入れ体験をされましたよ。
慣れない山道で、お疲れさんでした。
見晴らし台〜祓戸王子間の、どこかです。
歩いていて新しい色の土をみかけたら、作業跡だと思ってください。

ナン

夕方、用事で新宮へ。久々にインド亭に行き、ナンを食べました。ここのナンはおしみなく大きいので食べがいがあって好きなのです。
posted by そま@み熊野ねっと at 22:22 | 語り部

2009年07月12日

梅雨の晴れ間

皆地猫

梅雨の晴れ間、暑いです。写真は昨日の朝、夫を工房に送った時に皆地の道の真ん中で朝寝していた猫さんです。危ないよ!と、どかそうとすると、軽トラのおじさんが苦笑しつつよけて通ってくれました。

昼、発心門王子から本宮大社まで40名様を語り部2名でご案内。「極楽のあまり風」が気持ち良い1日でした。日帰りされるのは高速道路が田辺まで延び、交通の便がよくなったからなのでしょうが、ゆっくり宿泊込で来熊していただけたらな・・・とも思います。
posted by そま@み熊野ねっと at 22:22 | 語り部

2009年07月09日

国立博物館に熊野の神様

平成21年7月14日から9月6日まで、東京国立博物館で第62回式年遷宮記念 特別展「伊勢神宮と神々の美術」展が開催されます。
伊勢神宮と神々の美術展公式サイト
http://www.iseten2009.jp/


公式ブログ
を拝見していたら、熊野速玉大社の古神宝や御神像も展示されるそうで、熊野では丁度今、熊野本宮館の南川三治郎さんの写真展でその御神像の大きな写真作品が展示されています。

速玉大社の御神像、5年前の世界遺産登録の年に「祈りの道〜吉野・熊野・高野の名宝 〜」という特別展でも展示されましたけど、国宝の御神像が度重なる長旅や環境の変化で痛まないように願いたいです。

音声ガイドは美輪明宏さんの声らしいです。
私も関東に行ったら拝見してみたいと思います。

ニュース記事
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/090617/acd0906172006004-n1.htm
posted by そま@み熊野ねっと at 18:01 | 日記
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