東北の民俗芸能復興を応援する活動のリンク

2009年11月29日

こだま祭

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奥熊野太鼓の演奏

晴れ。今年も恒例の商工会のイベント「こだま祭」が開催されました。駅伝も開催され地元民でにぎわう中、私は伝統芸能保存教室の太鼓踊で出演させていただきました。

直前に東北からいらした「権現舞」の方々に大斎原大社の御神楽の解説をする役割をいただき(笛吹の立場から)、ちょっと忙しかったのですが、なんとか両方終える事が出来ました(皆さん、今度はゆっくり例大祭の舞を観にいらしてくださいますように)。

仕込みの時間はたくさんかかっても(日常でも“すり足”になっている自分・・・)本番は10分ちょっとぐらい。練習で太鼓は私1人になりがちでしたが(扇の踊りの人は沢山いてくれるのですが)、それでも黙々と練習を続けてきて本当によかったと思える本番でした。的確なアドバイスを下さる大瀬の方々、いつも有難うございます。

伝統芸能は「無形文化財」っていう文字を貼り付ければ維持できるわけではなく、実動人員が育たないとどうしようもないわけで、学芸員の資格を持つ立場からしみじみ思いますが、町のいくつかの伝統芸能に関わる上での悩みのひとつでもあります。町には貴重な伝統芸能がいくつもあります。できることからこつこつと、しかないですね。

こだま祭21-1
タグ:こだま祭
posted by そま@み熊野ねっと at 22:48 | 日記

2009年11月23日

三里神社のお祭

昨日までの雨も止み、本宮町は雲ひとつない快晴。午前10時から三里地区にある三里(みさと)神社のお祭りでした。三里神社は元々の御祭神に加え三里地区のあちこちの神社が明治時代以降合祀されてきた場所です。

本宮大社の神職さんにより祝詞奏上、玉串奉納等、祭典開始から30分ほどで神事は終了。
戦没者をお祀りしている御社の神事の時、祝詞の中に「七十余名の英霊たち・・・」という言葉があり、この山間部からも出兵されて亡くなった方々があったんだな・・・と思いました。神道なので故人の生前の名前の後に「大人命(うしのみこと)」という神名がついていました。
本殿の祭典の最中、玉串奉納が始まると風がそよそよとそよいできて、終わると同時にぴたっと止んでいたのがなんともいえませんでした。

神事の時の参列者は総勢30名ほどだったのですが11時の投餅(とうべい・餅まきのこと)の頃にはわさわさと人が集まり、80名ぐらいはいたように思います。昨年もそんなんでしたけど、みんな、お餅好きやね。
http://mikumanosoma.seesaa.net/article/110094245.html

近くの三里小学校では三里文化祭があり、父兄の方々の出店や地元の人たちの農産物品評会と小学生の絵の展示、演芸会(カラオケ等)が開催されました。
数年前までは三里劇団の演劇があったり人出も多く賑わっていましたが、だんだんと縮小傾向なのでしょうか。昔は旅芸人もやって来て賑わい、うちの近所の人たちも山を越えて観に行ったそうです。

夫は氏子の役がありいろいろお手伝いの後、お赤飯とどらやきをいただきました。御馳走さまです♪

どらやき

三里神社のお祭りについてはこちらをご参照ください

http://www.mikumano.net/hongu-archive/misato.html
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posted by そま@み熊野ねっと at 15:48 |

2009年11月04日

宵闇神楽

夕刻、神社で新作神楽の奉奏。
夕刻の筈だったのですが、熊野古道を歩いてくるイコモスの方々を待ち予定がかなりずれて日が沈み、譜面が見えにくいほどの宵闇に。歌の子供達も待ちかねて、寒さしのぎにおしくらまんじゅう状態。宮司さんからいただいたホッカイロがありがたく思えました(翌日の晩まで暖かかったのが不思議)。白衣白袴は寒いのです。

私は今回は箏担当、琴糸は前回の練習時に琴柱(ことじ・琴糸を支えている調弦の為の駒のようなもの)をはずしていたので、糸の緩みがなくとても調子が良い状態でした。待たされはしたけどその間に数度調弦でき琴糸の張りも落ち着いてきて、箏は絶好調の状態に。
演奏も歌も舞もなかなかの出来だったのですが記録がなく残念です。写真とか撮っているヒトがいたらくださいね。

「神と仏が敵対するのではなく、融合し、共存している。異なる宗教が敵対せずに共生している。」

と、み熊野ねっとにてつが書きましたが、紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産に登録された意義・役割はまさにそこにあるのだと思います。
イコモスの方々も当地でその歴史や霊験を肌で感じて帰ってくださったらいいな。
前回の御神楽奉奏の時に同日夜に見た映画「NAKBA」のことも書きましたが、紛争地帯の人々も実現は難しいかもしれませんが、熊野を訪れる機会があったらいいのに・・・と思います。

むささび、カラス、鹿・・・いろいろな動物の鳴き声を境内で聞きながら、篝火でも焚いたら良さそうな、思わぬ夜神楽となりました。
posted by そま@み熊野ねっと at 22:34 | 御神楽
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