東北の民俗芸能復興を応援する活動のリンク

2010年07月16日

今年の那智大社例大祭

平成22年7月14日、雨が降ったり止んだりでしたが今年も恒例の熊野那智大社例大祭(通称・那智の火祭り)が斎行されました。

nachi-13.jpg

午前中に奉納される那智の田楽は約600年もの長い歴史を持つ国指定重要無形民俗文化財の舞で、現在世界遺産候補に選定されているのだそうです。熊野の伝統芸能が世界遺産に認定されるとしたら、すごいことですよね。選定されなくても素晴らしい芸能は沢山ありますが・・・。

nachi-8.jpg

田楽は全部で45分、ビンザサラという「じゃっ、じゃっ」という音のする木片でできた蛇腹状の楽器が印象的でした。
祭の様子はおさんぽフォトにUPしいていますのでよろしければどうぞご覧下さい。

http://www.mikumano.net/photo/nachi22/index.html

posted by そま@み熊野ねっと at 23:01 |

2010年04月15日

本宮大社例大祭・最終日

熊野本宮大社例大祭、最終日15日。小雨。祭典は朝8時の本殿祭から始まり、今年はギターの辻幹雄先生と篠笛の松尾慧先生、地元の子供達の合唱と楽人、神職さんの舞により新作神楽「熊野」を奉奏させていただきました(舞の指導・振付:清水きよし先生)。私は箏で、昨晩までの練習の成果か子供達の歌も奏楽も今までで一番良かったように思います。途中で小雨が降ってきたので箏を移動し楽の人達はテントの下へ。とても寒かったけど、雨に降られっぱなしにならずにすんでよかった。
こんなに寒い例大祭は珍しいですが、山の上では雪が降っていたのだとか。昼の練習ではあまりに寒いので斎館でストーブをたいていました。

hongu-matsuri22-2.jpg

午後1時から本殿を出発し氏子総代さんたちによる神歌(かみうた)と大和舞の御神楽と交互に奏でつつ渡御。本殿を出発する時の八撥ではまだ小雨だったのですが、私のとなりにいた総代さんが「見てみい、御霊遷しが終わったら、空がさーっと白くなってくるで・・・」と仰いました。その通り、真名井社に行くまでに雨はあがり、八撥神事も無事斎行されました。私もみんなも同じ空を願っていられるこの時が、とても貴重な時間に思えました。

渡御はその後、熊野本宮大社旧社地・大斎原へ。斎庭神事(献餞や祝詞奏上後、中学生達の舞と総代さんの歌と太鼓と楽人の龍笛による御神楽)が斎行されました。

hongu-matsuri22-3.jpg

護摩法要と餅まきが終わり大斎原から本殿へ帰る還御祭の時、宮司さんが御神馬に乗って帰られるというサプライズが。御神楽は環御の時は今まで何もなかったのですが大和舞と神歌交互にしましょうと提案し、また奏楽しつつ渡御。本殿までの158段の階段をのぼりながらの笛にも挑戦し、去年は心労が多くてやっとのことで帰還したけど、今年は息がきれそうなのを笑いつつ、みんな笑顔で本殿へ帰れて嬉しく思いました。

hongu-matsuri22-1.jpg

本殿前の最後の八撥で例大祭は終了。大社御社殿の檜皮葺は今後葺き替えがはじまるので、御社殿全て檜皮葺の状態でむかえる例大祭は今後暫くないでしょう。
その後の直会では(直会とは本来、御祭神にお供えした神饌のおさがりを頂く事により神霊の力を分けて頂き結びつきを強くする事なのだそうです)去年の分まで飲んでやる!という勢いでした。一緒に頑張ってきた人達と飲めるのは本当に楽しいです。みなさんお疲れ様でした。

hongu-matsuri22-4.jpg
タグ: 渡御祭
posted by そま@み熊野ねっと at 23:01 |

2010年04月13日

本宮大社例大祭・湯登神事

4月13〜15日、恒例の熊野本宮大社例大祭が斎行されました。初日の13日は湯登神事から。この神事は和歌山県の無形文化財です。晴天の中、朝9時30分に本殿出発、私も御神楽の為、湯峰温泉へ。祭関係者は湯垢離(ゆごり・温泉での禊)と潔斎食の後、午後1時に湯峰王子で八撥(やさばき)神事。熊野古道大日越を月見岡神社へ渡御、八撥神事の後、大斎原前の札の辻まで渡御。3時前に終了しました。

祭の主役になる稚児さん(3歳前後の男の子)は、御祭神が移られるいわば"人間御神輿"的神聖な存在なので地面につけてはならないとされ、お父さんに肩車をされての渡御になります。お昼ごはんの後でおなかいっぱいになって眠くて寝ている子も。泣き出す子供をあやすには、お母さんの威力はすごいと毎年思っています。お父さんがなだめてだめでもお母さんならぴたっと泣きやむのは不思議です。

大日山の山越の前に行者さんと法螺貝のお話し。法螺貝は、行者さん同士が山岳修験の行で今から出発するぞとか、宿に着いたぞ等合図をする為に用いるそうな。通信の為の音ですね。大日如来の境地に至る為の法具だとも本に書いてありました。法螺貝の音、間近で聴くと五臓六腑に響いてとても気持ちが良かったです。

法螺貝の話を聞いていると、こいつの言う事は信用せん方がええで、なんせ法螺吹きやから!と、もう1人の行者さん。ほんまもんの法螺吹きやのう〜、などと笑いつつ山越え。
そんな冗談もききつつ今日気づいたのですが、行者さんは道の角を曲がるごとに、踵をきゅっとかえしてきちんと直角に沿って歩いていました。人に見えにくいところでも作法を守っていらっしゃる、その所作がかっこよくて印象的でした。普通の人は道の角を直角になぞることはなかなかないと思うのです。

午後5時からは宮渡神事で本殿〜旧社地大斎原〜真名井社〜本宮大社鳥居前を渡御、各所で八撥神事が斎行されました(鳥居前には6時30分ぐらいに到着)。
去年から総代さんたちと、宮渡でも渡御しながら奏楽しようということになり、今年も歩きながら吹く、といういわゆる「道楽(みちがく)」をしたのですが、これがなかなかむずかしい。歩きながら吹く練習が必要だなあと思いました。
タグ: 熊野
posted by そま@み熊野ねっと at 21:01 |

2010年04月11日

あさってから湯登神事

おひさしぶりです。Twitterでは毎日何か書いているのですが、ブログがちょっと遠くなっていました。
熊野本宮は現在桜のピークを過ぎましたが、先日撮った画像を貼っておきます。

大斎原前の音無川沿いに、桜と大日山が写っています。あさって13日からはじまる例大祭・初日の湯登神事ではこの大日山を越えて大斎原前の札の辻まで渡御します。

私も祭の中の八撥神事(やさばきしんじ)の御神楽で参列の為、笛を持ってこの山を登ります。この日(13日)の笛は短いフレーズで終わりますが、御神楽の好きな方は15日の渡御祭〜斎庭神事をご覧になってみてはいかがでしょう。地元中学生たちの舞と御神楽が奉奏され、私も笛を吹いています。

旧社の桜

お天気、もってくれますように。
posted by そま@み熊野ねっと at 21:01 | 日記

2010年03月05日

What A Wonderful World

最近雨続きの熊野でしたが久々に晴れ。
暑いぐらいの陽気です。
家の裏山に山桜が咲きました。

yamazakura.jpg

本日は父の命日で実家に花を送りました。来年で10回忌。昔の日記に当時の事が書かれていて、午前1:06に息をひきとったと記録しています。当時のお葬式の日記より↓

お葬式には本人の希望通り「酒」と「葉巻」と「マンボ」を用意しました。出棺の前の献花の時に、棺の中に紙コップにいれた酒と葉巻とヤタガラスのお守りを入れて、「S盤アワー」をかけたのです。場内にペレス・プラード「エル・マンボ」「マンボ・5」アントン・カラス「第三の男」グレン・ミラー「ムーンライト・セレナーデ」等が流れました。父も、ペレス・プラードなら文句ないでしょう。

マンボ葬だったのです。御守りは、入院中に渡していました。サントリーのダルマが好きだったのを懐かしく思いつつ、朝からサッチモ(Louis Armstrongの愛称。父はそう呼んでいた)の曲「What A Wonderful World」を聴いていました。
私の音楽好きのルーツは、父にあるといってよいでしょう。
タグ:
posted by そま@み熊野ねっと at 23:02 | 日記
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。